児童3人の優しさと勇気あふれる行動

月曜日の朝、万世地区にお住いの男性の方から、一本の電話をいただきました。先週金曜日の午後3時ごろ、米沢駅東口付近で熱中症になられ、具合が悪くなって路上で転んでしまったとのことでした。そこに通りかかった下校途中の本校児童3人が、声をかけ、手を差し伸べて、起こしてくれたという話でした。この男性は大変ありがたかったと丁寧にお礼を述べられました。

早速、お昼の校内放送で子ども達に紹介しました。確認したところ、この子ども達は6年女子、5年女子、2年男子の3名でした。「帰り道で、前を歩いていたおじいさんがふらふらと変な歩き方をしていたと思ったら、突然転んだので、びっくりして声をかけました。手を引っ張ったり、背中を押したりして、起こしてあげました。」と話してくれました。勇気を出して声をかけ、優しい気持ちで手を差し伸べくれた3人の話を聞いて、とても嬉しく、心が温かくなりました。東部っ子の優しさが、また一つ心に染み入りました。